第116回番組審議会

番組審議に先立ち、前回番組審議会後から今までのFMくらしきの行事説明を行った。その後、審議委員の皆さまから「ぼっけーくらしき!ラジオまるかじり」のご意見を伺った。

開催年月日 令和7年1月15日(水)10:00~12:00
開催場所 倉敷アイビースクエア

ご意見1

水曜・木曜でパーソナリティが異なるが、構成がほぼ同じ点に少し違和感を感じてしまった。中山氏の音声がやや聞き取りにくい場面があった一方、リポーターの阿部氏は非常に明瞭であった。中山氏の選曲は個人的に好みである。2時からの居酒屋紹介やクイズは楽しめたが、お店の選定基準や金銭的提供の有無などはどのようになっているのだろう。少し気になってしまった。地域活動の紹介は、コミュニティFMとして非常に評価できる部分である。

ご意見2

中山氏の独特な話し方は個性的で、聞き手によって好みが分かれてしまうかなと感じている。個人的には好みである。クリスマスのテーマに沿った選曲や内容は好印象。リポーターは元気があり、インタビュー空いてに話しやすさを感じさせる質問が良く、訪れてみたい気持ちになった。浅野氏の総社のコーナーは、お店紹介の質問を事前に練れば、より盛り上がったのではないかと思った。英語のミユキアカデミーのコーナーは、みゆき先生の話し方に説得力があり、子供を通わせたくなった。リスナーとのやり取りは、ラジオの最大の魅力なので、これからも大切にしてもらいたい。

ご意見3

中山氏は、リポーターとの掛け合いで相槌が多くやや気になった。羽黒神社の宮司のインタビューでは、リポーターの技術力が高く、話しを引き出す力が伝わってきた。浅野氏の会話には少々「間」があり、聞き手として沈黙や被りがきになる点があった。パーソナリティの個性は魅力的だが、その評価基準の検討が必要なのかなと思う。ハニーエイトのコーナーは、定番化しており、工夫しないとリスナー層が固定化する懸念があるように感じた。地域密着のロカールネタだけでは限界があるように思い、新たな切り口の模索も必要なのかなと感じている。

ご意見4

中山氏の番組は明るく落ち着いた雰囲気で、家庭でゆっくり聴くと良さが感じられた。猫の話題も親しみやすかった。ゲストへの受け答えも丁寧で、良い空気感があったが、相槌の多さは少し気になった。浅野氏については、電話インタビューが上手く、相手から自然に話を引き出していた点が印象的だった。水曜日のリポーターの方が行政関係者と話す際、やや突っ込み過ぎた感があり、相手が戸惑っているうように感じられる部分があった。ミユキアカデミーのみゆき先生は、非常に慣れており声も良く、話し方に説得力があり放送の質を高めていたように感じた。

ご意見5

中山氏の番組は、ゆったりした進行でBGMのように聞き流しても心地よく、内容に自然と耳を傾ける事ができた。浅野氏は、お昼の番組と通勤時の番組とで印象が異なり、時間帯で使い分けができるのだなと感じた。リポーターが現地でリアルタイムで取材を行うスタイルは、やり取りが盛り上がり非常に良いと感じている。スポンサーの内藤みゆき先生の話し方は、聞き取りやすく技術の高さを感じる。倉敷市内だけでなく、新見市や高梁川流域など広域の情報を扱っている点も非常に良いと思う。

ご意見6

昼の番組として派手な演出より自然に耳に入ってくる構成が、「ながら聞き」に適していると感じた。過度に作りこまず、柔らかく情報が届く点が良かった。パーソナリティやリポーターに高い技術を求め過ぎず、ローカル局ならではの「雑味」や「間」を活かすことが、リスナーのドキドキ感や番組の魅力になるのではないだろうか。完成度の高い全国放送と違い、多少不完全な部分こそローカル局の味や醍醐味があるのではないかと感じる。

ご意見7

リスナー的には、興味のある部分は聞くし無い部分は聞き流していた(サブカルの話など)。お昼の番組なので、何かをしながら気楽に聞けるコンテンツになっていると感じる。暦のコーナーは面白く勉強になった。トレンドワードなど、色々な方に興味が惹かれる番組設定だと個人的には感じた。

ご意見8

浅野氏の放送は、オープニングにしては終盤のようなテンションの低さを若干感じてしまった。中山氏の放送では、グリーンコープの担当者が出演できず中山氏が一人で情報を読み上げる構成には、自分は少し違和感を感じた。浅野氏がリポーターの大谷氏の登場を「珍しい」と何度も言及したのは、やや身内感の強い感じに聞こえ、過剰反応のように思えてしまった。全体にインタビューや紹介がインフレ気味で、生放送ならではの「ライブ感」をもう少し出してもらえたら良かった。

ご意見9

パーソナリティの話し方は軽快で、特にゲストが加わると話術の魅力が一層引き出される。イベント紹介は、もう少し中身のある説明があっても良かった。ホッソー氏のトークは印象的で、話し方が上手く番組に良い影響を与えているように感じた。中山氏の話し方は個人的に好印象だが、リスナーによって好みは分かれそうだ。浅野氏が紹介した、茶屋町の稲荷神社の蛇の絵は、本人が実物を見ていないためか、表現が難しかったのではないか。背景情報の準備や下調べの重要さを感じた。リポートされる相手が喜び、リスナーにも伝わるような紹介の仕方をすることが今後もできれば良いと思う。

局の見解

木曜日の総社地域の話題は、総社中継局開設時からスタートしており、総社商工会議所と連携して店舗を選定している。また、昼の番組には経験豊富なリポーターを意図的に配置しており、現場の状況が伝わるよう工夫している。 中山氏には内容のチェックやアドバイスを継続し、浅野氏には「言葉で伝える力」の向上を指導してゆく。相槌の多さや「間」の件については、課題と認識しており、引き続き指導や話し合いを行うつもりである。 委員の皆さんからの、沢山の的確な意見に感謝している。パーソナリティの個性とスキルに関する意見は、放送局として常に意識している課題であり、改善に生かしていく所存だ。かつての小野須磨子氏のように、「インタビュー相手が満足して帰れるか」を常に意識する姿勢を、現在の出演者にも引き継ぎ、指導していけたらと思う。今後も愛情ある辛口の意見を期待している。