第108回番組審議会

番組審議に先立ち、前回番組審議会後から今までのFMくらしきの行事説明を行った。その後、審議委員の皆さまから「おまかせラジオ」のご意見を伺った。

開催年月日 令和4年11月30日(水)10:00~12:00
開催場所 倉敷アイビースクエア

ご意見1

二人とも声が素敵で聞き取りやすかった。月曜は天気予報でも、各種指数、ハロウィンの豆知識、法律相談などがありどれも興味深かった。OA楽曲は、自分世代と合致しており、個人的には刺さり非常に良かった。火曜は、青年会議所やマルシェ、友達つくろう委員会の活動が、倉敷とリンクしているものもあり興味深かった。

ご意見2

二人ともお昼の時間帯に丁度良い声の明るさでとても良い。サテライトスタジオだからか、ゲストの人数が増えると声が分散しているように感じた。外から中が見えるスタジオという事で、メッセージも多く参加型のコーナーでとても良い。火曜日は独特なコーナーが多数あるように感じた。月・火曜日とも、お話のプロではない方がゲストだが、パーソナリティの方との対話形式で話が進んでゆくので、素人の人が入っていてもある程度聞ける内容になっていると思う。

ご意見3

お人的な感想になってしまうが、月曜日は、結構皆さんが活動している時間帯の放送なので、もう少しメリハリがあっても良いかなと思う。火曜日は、声も良いしハキハキしていて抑揚もあり聞きやすい。この時間帯に合っている。番組構成としては、この時間帯にあっているように感じる。一般の方がゲストなので、その話をいかに面白く引き出せるかが肝になってくるかと思う。

ご意見4

普段聞くことのない時間帯なので、広報くらしきの中から情報をお知らせいただいている事を初めて知った。この時間帯は、何かをしながら聞いている時間帯だと思うので、さまざまな話題が次々と流れている感じで、ながら聞きするには良い。知らない話題やグループなどを紹介していて、新しい気づきになった。

ご意見5

なぜ「おまかせ」なのだろうと思っていたが、番組を聞いて結構自分の知らない話題がたくさん取り上げられていて、面白い話題がたくさん取り上げられていたので、「なるほど」と思った。洗車や鍋指数などがあり、色々な種類の鍋の紹介があり面白かった。つい自分でも調べてしまった。また、この番組はサテライトスタジオでの放送なので、外の方との交流があったりするのかなと聞いていて思った。声は二人とも聞きやすい。この時間帯は、移動や何かをしながら聞く方が多いと思うので、個人的には非常に聞きやすい内容の番組だと感じた。

ご意見6

丁度自分が出演している会の音源を聞かせていただき、勉強になった。月曜日の女性パーソナリティの方は、とても端切れが良い。季節感のあるトークで好感が持てる。曲とトークのバランスも良かった。火曜日の男性パーソナリティは、特にエピソードが面白かった。取り上げ方が上手いし、あとに残る感じがした。とても通る声で良い。テンポの良い喋りも良く、青年会議所の社会的役割の説明も上手く伝わっていたと思う。

ご意見7

他の番組よりさらに地元密着感が高くびっくりした。本当に倉敷が好きな方、地方密着の方にターゲットを絞って、ニッチなところを取り上げていると、明確な意図がわかって良い。ニッチすぎると局を変えられてしまう危険性があるかと思うので、そこはお二人のパーソナリティとしての力量、番組を変えられてしまわないような、メリハリや抑揚などがあれば良いかなと思う。時間帯にあった、懐かしい曲が流れてきたりすると気分が上がるので、選曲も大事だと思う。

ご意見8

車で聞いていてスッときける感じ。話題が豊富でインタビューも上手い。まさに、ニッチな情報とコミュニケーション術がメインの番組であると感じた。ツイッターを盛り上げるコーナーでは、「木見駅にはやる気がない」という事が話題になっているそうで、情報があふれかえっている中で、面白い情報を拾うなぁと感心した。非常にたくさんのゲストが登場し、パーソナリティと話ながら情報を伝えるというのはとても意味がある事。FMくらしきとしての全体の流れの中では、馴染みがあって安心してまったりと聞ける番組という位置づけではないかなと感じた。

局の見解

沢山の意見ありがたい。弊社のワイド番組は、朝と昼と夕方の三本柱となっている。皆さんがおっしゃっていたより深い情報というのは、実際にその事に関係していなかったらあまり興味が湧かないのでは。情報が「どういう方にどういう風に必要なのか」は、相手の立場や所属など、いろんな考え方によって興味あるものとないものに分かれるはず。小さなコミュニティの情報になればなるほど、興味の範囲も変わる。それでもなおかつ、そういうものをコミュニティ放送というのは取り上げてやっていく。皆さん全てに満足いただくというわけにはいかないが、少なくともスポンサーコーナーはスポンサーが満足する放送、情報提供して下さった方にはその関係者に納得していただけるような放送になれば良いと自分は思っている。

局の見解

スポンサーの割合は、感覚的にゲスト4枠あれば3から2枠はスポンサー枠ではないか。それ以外は自分たちの企画という事で、NPOの団体のご出演や、自由な企画というところで一人喋りという事をしている。その一人喋りの部分が広報のコーナーだったのでは。夕方の番組に関しても、ほとんどがスポンサー枠となっていて、これはFMが「そうしましょう」と決めている事。その中で、どれだけ季節感や倉敷の今、重要な話題を提供できるか重要のなってくる。朝と夕方の番組は、ニュース・天気予報・交通情報が主体となっているが、昼はそこではない、よりニッチな情報や倉敷や世の中の今を、基本的に提供している番組となっている。

局の見解

あいらぶスタジオでの声の分散については、サテライトスタジオだからというわけではなく、マイクの数に対して大勢の人がいて、声が大きく多少マイクから離れているという状態なのではと推測する。本来であれば、人数分マイクがあれば一番音としては良い状態なのだが、残念ながら現状ではそうはいかない。ゲストが3人くらいでも声が散り気味になると思われる。プロではない方は、マイクとの距離感が測れないので、多少ミキサーが触って音の調整をするが、なかなか改善しきれない。スポンサーコーナーは、パーソナリティがいかにスポンサードだと感じさせないような展開をしながら、かつ会社のPRが出来ているというようにしていくのが、これからのFMの課題ではないかと思う。